天目茶碗(てんもくぢゃわん)
口径11.5p 高さ5.5p 戦国時代 (約470年前)
抹茶(まっちゃ)を飲むための茶碗(ちゃわん)です。天目(てんもく)という名前は、日本から禅宗(ぜんしゅう)の教えを学ぶために留学したお坊(ぼう)さんが、中国の天目山にあるお寺で使われていた茶碗を持ち帰ったことから、つけられたそうです。写真のように黒色の釉薬(ゆうやく)をかけるものが多いのですが、茶色や白色、緑色などの天目茶碗もあります。この茶碗は笠原町の妙土窯(みょうどがま)の発掘調査で出土(しゅつど)し、この窯跡(かまあと)は岐阜県の史跡(しせき)に指定され、埋(う)めもどして保存されています。
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